続編です。。




救急車で運ばれ、
緊急手術を終えた翌日


半身麻酔からも完全に覚めて、
痛みもなく、丸1日半ぶりの食事も
午後から解禁となっていた


寝返りがうてる、自力で歩くことができる
ご飯が食べられる、その嬉しさと解放感から
私はとても上機嫌にその日を過ごしていた


何より、
無条件の愛の子宮から観た奇跡


ただその中にいるだけで、
私はすべてが満たされていたのだ






でも、





自分をどこに置くのか


愛を選択するのか否かは、

その瞬間ごとに自分で常に
選択をし続けるしかない



無条件の愛を生きるとは
選択の連続なのだ


だから、
無条件の愛を選ぶ大きな私から

分離した条件まみれのアトラクションへと
一瞬にして引き戻されてしまう・・・
そんな瞬間は、いとも簡単に訪れる








その日は
着替えや必要な荷物をわざわざ届けに
母が病院まで来てくれた


以前にも触れたことがあるけれど↓
私は十代の頃から親の前で
心から笑うことが出来なくなっていた


そのことと、本気で向き合ったのが2年前


私はその時はじめて自分の本音を
ありのまますべてさらけ出して

互いに傷つくのを承知で本気でぶつかった


言いたかったことはあの時全部言ったし
母の本音も涙まじりにすべて聞いた






それなのに。






私はまだ、
母の前では素の自分ではいられずに
息苦しさを感じていた



嫌いなわけじゃない
愛されてなかったと、
未だに誤解しているわけじゃない

悲しみから火が付いた、恨みや憎しみを
未だに燃やしているわけでもない

親の観点は、親の観点から観ることで
そこにある愛を知ることも出来ていた



それでも、私が冷静でいられるのは
少しでも物理的な距離があるところから
母を観ている瞬間だけだった


その時点で、私が母との間に観ていたものは
無条件の愛ではなかったのだ



こうして近くで顔を合わせると…
心配の眼差しを向けられると…
娘として扱われると…


私は一瞬にして、
過去の小さな私にもどってしまう




2人の空間が息苦しい…
早くこの時間を終わらせてくれないか…
早く、、帰ってくれないか…




どうして私は・・・
母に優しくできないのだろう




その場でできることは、
キツく当たらないように
必要最低限の無難な言葉を選んで

必要以上に傷つけることがないように
何かをおさえてこらえることが精一杯だった




また来る、と言って母が帰ったあと






私は激しい苛立ちと怒りと

どうしようもない感情で

気が狂いそうになっていた




これは母への感情?


違う



私が腹を立てているのは私自身だ


私は、こんな私が大嫌いだった



母に優しく出来ない自分を…



本当は自分を殺してしまいたいほど
大嫌いで、裁き続けていた




怒りは、私自身へ向けられたものだった




それも2年前から…




あのとき

本音なんて言わなければよかった…

地元に帰って来なければよかった…

遠く離れて住んでいれば、幼少期からの
自分の本音に気付くこともなかったし

母を傷つけるような本音も
言わずに済んだのに

嘘でもいいから

仲の良い家族、何も問題のない家族を
演じ続けていればよかった

その方が、よっぽどラクだったのに…

その方が、よっぽど傷つけずに済んだのに…


癌にさえならなければ、ずっと東京にいて
見ずに済んだ問題だったかもしれないのに…









私は過去のすべてを否定するモードに陥り

どうしようもない私にみるみる堕落してゆく

これが私のリアルな日常の現実





キリストに出会っても
無条件の愛を知っていても

それをすぐ忘れてしまう 
どうしようもない私は

いつだってここにいる

消えてなくなってはくれないんだ












一瞬で苛立ち全開になってしまった私は
ベッドの上で発散できるものが何もなく・・・



半分だけ空いていた病室のカーテンを
少し強めにシャーッと閉めた







すると、、、



そこは4人部屋の病室



隣のベッドにいたおばあちゃんと
そのお見舞いに来ていた5~6人の人たちが



小声で
「あ、うるさかったかしら?」

と、とても申し訳なさそうに言うと



カーテン越しに

「大人数で騒いでごめんなさいね・・・」

「お姉さん、ごめんね・・・」

「ゆっくり休んでね」

と一人一人、優しく声をかけながら
部屋を出て行ってしまった






あ、、、


ち、ちがう、、、

うるさくなんかない、、、

そうじゃない、、、

私は私に腹を立ててただけなんだ、、、


誰も何も悪くなんかないのに、、、


誤解させてしまった、、、



最低だ、私、、、




それにおばあちゃんは

これから手術を控えていて

手術室まで、あと5分で呼びに来る、、、

そんな待機の時間だった、、、





手術前
どれだけの不安に襲われるか…

手術を受ける人も、
それを見守るご家族も、、、

今どんな想いでいるのか…



私は痛いほど分かってるはずなのに…
  







そんな配慮もできない


幼すぎる私は…


本当に


本当にどうしようもなくて



最低だった




こんな私に
無条件の愛を語る資格なんてない


偉そうに
人に伝える資格なんてない



そんな風に思うことは
いつだって…珍しいことではなかった




人間的にも未熟で、自分勝手で
親を経験していない私はいつまでたっても
やっぱり子供のままなんだ















なんでこんな私に、
無条件の愛を伝えようとしているの…

  


なんでこんな私を

呆れず、見放さず、

それでも愛してくれる人たちが、
いつもゼロにならないの…

















 

なんでいつも愛は


そこにあるの














こんな最低な私でも


それでもいいと


結局いつも 許されてばかりいる




















だったらもう


降参すればいい


自分を裁くことは諦めて


私は私を無条件に許してあげるって













母を心から許すこと


それは

私が私を心から許すことから

始まるものだったんだね










今ならよく観える


無条件の愛から観た世界


無条件の愛から観た 母が


今ならよく観えるんだ



母の前で笑っている、私も一緒に。










私は今日限り


母の子を卒業する


母が私を無条件に観ることが出来なくても
母が私をいつまでも「娘」として
条件付けてしか観ることができなくても


私が「親子関係」という条件付けを
無条件に観ることができなかったことを


もう


母のせいにはしない
誰かのせいにもしない




理由なんてもう必要ない



私は今


このブログを書きながら

そこに愛を選択することを



思い出すことができたから









🌸








親子関係のアトラクションは
とても根深く様々なドラマがあるもの



でもひとつだけ言えることは


もし、距離を置いているから
うまくいっているのだとしたら


それは距離を置く条件が必要ってこと


つまり


それは無条件の愛ではない


何らかのアトラクションが
本当はまだ潜んでいることになる





じゃぁ、わざわざそのフタを開ける必要が
どこにあるのか?



それは、
親子関係とは悲しいかなそのまま

無条件の愛との関係にも
反映されてしまうからだ


無条件の愛である神と
ありのままの私で向き合うには…

無条件の愛で愛し合うには…


避けては通れない道だから













私は母との間に
たくさんの条件付けをもっていた



でもそこは、これまでだって
たくさん向き合ってきたしクリアにしてきた


つもり だった




でも、最後の最後まで残っていたもの


それは、私が何を選ぶか

最後のその選択だけだったんだね






 



🌸










わかるかな







これはね



母との問題をクリアできたから

無条件の愛を観ることができたんじゃない







無条件の愛を選ぶこと

そこから観ること

共に創造すること



それを先に、やると決めていたから



その行為のなかで



私は母との間に、無条件の愛を
はじめて創造することができたんだ









こうやって自分の内側を晒すことって
ハッキリ言って
得意でもなければ好きでもない…
私なりに勇気のいること




でも、ここにありのままを表現することで


私はまたひとつ


無条件の愛に出会うことができた









だから私はこれからも

出来るだけありのままの私を表現して



そこで観た無条件の愛

そこで創造された無条件の愛



をありのまま


発信してゆこうと思っています




やっぱりムリ!!
って弱気に揺さぶられる

小さな私と一緒に。








無条件の愛ってね


完璧で立派な人間だから


観たり 出会えたり


創り出せるものでは


全然ない






どうしようもない自分を


自覚したところから
 

共に創り出してゆける


ものなんだよ













無条件の愛の子宮から


  無条件の愛のこめて





















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父と子と精霊の無条件の愛のMaria Trinity